最近のCinewhoopの影の主役、CaddxTurtle V2カメラを搭載した機体で、縞ノイズなどに問題があり、ファームウェアをupdateすることで改善することが報告されています。
Caddxは、工場出荷時にはすべて最新のファームウェアを入れて出荷していて、あらゆるネット上のファームウェアを入れるな!と警告しています。
ところが、BetaFPVのサポートページに行くと縞ノイズが出た場合の対処法として、ファームウェアのアップグレードを推奨している。まあ、しょせん遊びなのでいいか!
先ず、このファームウェアは何者かが怪しい。GitHubには2019年3月の日付のファームウェアが乗っている。
https://github.com/betaflight/betaflight/wiki/RunCam-Device-Protocol
なんとCaddxはV1から、RunCam と同様に適切にFCと配線すれば、あのしょぼいリモコンなしでカメラの設定がOSD経由で、できるらしい!
これはBetaFPVのサポートページ。2019年の4月10日に上がっているのでこっちのほうが新しいのかな? 二つとも同じものでした。
早速ファームウェアのインストール
インストール自体は簡単です。がRaspberry piなどを使っている人には、おなじみのSDフォーマッターを使いましょう。使用しているOSのフォーマット機能ではなく,このソフトを使ってSDカードをフォーマットすることを強くお勧めします。
SDカードフォーマッター
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter/
こちらからお使いのOSに合わせたフォーマッターをダウンロードしてください。
少しふるいVer4.0ですが、新しいものは、もっとかっこいいでしょう。
クイックフォーマットで構いません。とにかくSDフォーマッターでフォーマットすることが重要です。
今回は、結果的に同じものだったのですが、BetaFPVから拾ったファームウェアを使いました。
ダウンロードしたSPHOST.BRNをそのまま、SDカードにコピーします。
機体の準備
ファームウェアのアップデートをする前にFPVモニターを用意して、アップデートのステータスがわかるようにチャンネルを合わせておきましょう。
新しいファームウェアの焼き込み
さきほどファイルをコピーしたSDカードをCaddxに差し込みます。アップデート中に電源が落ちると、致命的な失敗(最悪、文鎮化)につながるリスクがあるので、十分な残量のバッテリーを用意しましょう。
機体にバッテリーを差し込むと、CaddxのLEDが点滅します。FPVモニターにはこのような画面が表示されます。
機体のcaddxのLEDの点灯が消えるとこの表示も消えます。30秒くらいですが結構長く感じます。この表示が消えたらバッテリーを抜いて、SDカードも抜きだします。
バージョンを確認する。
Caddx付属の例のショぼいリモコンをつないで再度、機体にバッテリーをつなぎます。カメラOSDは初期設定に戻っているので、BetaflightのOSDの妨げになる表示は改めて消しておきましょう。そしてシステムを確認するとファームウェアのバージョンが確認できます。
ん?2019年1月24日?新しいの? ハイ大丈夫です。GitのMarch2019版も、BetaFPVの4月11日版も同じものでした。ファームウェアのアップデートに使ったSDカードは、必ず再度フォーマットしてから使ってください!
最後に
ゼブラストライピングの問題(縞ノイズ) 解決するとラッキーかな。このバージョンを使った動画編集時の設定をアルバート・キムさんが解説してますね。