国家資格としてのドローン操縦技能証明制度が始まってもうすぐ一年となる。厳密には免許ではないので、ドローンを飛ばすために、ドローンに携わる人は必ず必要な国家資格ではない。今のところ、FPVを楽しむために必ず取得しなければならない無線従事者免許証ほど重要な資格でもないわけだ。
しかし、今後免許が必須になったり、事業入札に必要な要件にならないとも言いかねない。ならばさっさと取っておこうというのが私の動機だった。
技能証明を取得するには
一発実地試験に挑む場合も、登録講習機関で技能証明を取得する場合も、まずは「学科試験」に合格する必要があります。F3Cのチャンプであろうが一発実地試験にパスできる腕前があろうが、学科試験に合格していなければ実地試験にも望めません。国土交通省が定めた規定でこのように決まっているので、避けようがありません。ではどのように学習すれば学科試験に合格できるのでしょうか?
国土交通省が配布する教則
一発実地試験に臨む人は、何をベースに勉強して学科試験をパスするのでしょうか?実は国土交通省は、無人航空機の操縦に必要な知識の最低限をまとめた教則をPDFで配布しています。
https://www.mlit.go.jp/koku/license.html
このリンクより「無人航空機の飛行 の 安全に関する教則」をDLし、勉強する必要があります。いわゆる登録講習機関と呼ばれるドローンスクールは、この教則に独自のオリジナリティを加えて独自テキストとして使用することが推奨されているのです。
最も効率的に勉強するには
国交省の配布する「無人航空機の飛行 の 安全に関する教則」を勉強するのが一番の近道なのです。この教則のほぼすべてを何とか頭に入れる必要があります。また、一等、二等で、教則には違いはありません。どちらを受験するにせよ、この教則を極める必要があります。
聞き流し教材の活用の進め
現代に生きる人は日常に追われ、なかなか机に向かって勉強に充てる時間を作るのも、悩ましい問題です。そこで、当サイトは、教則を聞き流して頭にこびりつかせるべくPodcastを作りました。Podcastは無料で、CMも入らず、スマホでも、運転中でもCarplayで、オフラインでも、繰り返し聞くことができます。何度も視聴を繰り返すことによって、記憶に定着する一助になることを期待して立ち上げましたので、是非、ご利用ください。