2020年5月19日にファームウェアがアップデートされた。今回のアップデートは、メジャーアップデートなので更新を推奨されている。私にとっては、初めてなので、その工程を記録する忘備録として、記録しておく
PrusaSlicer 2.2.0
ファームウェアは、Prusaの公式ページより機種に合ったファームウェアを、ダウンロードし、最新のPrusaSlicer 2.2.0を使って、ファームウェアを更新していく。
普段、PCを使っているが、ドライバーをインストールするのが面倒だったので、Macbookを使ってファームウェアの更新をする。更新するためには、プリンターとmacbookをUSB有線接続する必要があります。PCの場合は、このような、めったに使わないドライバーがどんどん溜まっていくので、Macbookですることにします。
ファームウェアの確認
現在使っているファームウェアの確認をします。USBtypeBなんてケーブルは、最近では、めったにお目にかからないが、RepRapプロジェクトがArduinoとゆかりが深いことを考えると、なるほどと思う。
プリンタの電源を入れて、現在のバージョンを確認する。
アップデート工程
サイトよりダウンロードしたファイルを、unzipし、.hexファイルを確認します。
プリンタの電源が入っていることを確認し、USBで、Macbookとプリンタを接続。PrusaSlicer 2.2.0のファームウェアアップ機能を選択し、.hexファイルを指定しファームウェアのflashをします。作業中、X,Y,Z軸のステッパーモーターが唸りますが、問題はありません。
プリンタのシステムが再起動したあと、ファームウェアが更新されたことを確認します。
ファームウェア3.9.0の特徴
ざっくりいうと、
- Gコードの解釈が最適化されたこと
- LCDの輝度調整ができるようになったこと
- フィラメントセンサーのバージョンごとの認識の最適化
- SDカード内のファイルソーティングが、制作順から、更新順になった
- トグルメニューの表示がCPU負荷が少なくなるように改良され簡単に操作できるようになった
- Zオフセット値が従来から継承できるようになった。工場初期設定からキャリブレーションするか、従来値からキャリブレーションするか、が選択可能
- ノズルクラッシュプロテクション機能の向上
等です。