FPV機の設定
FPV機を設定するためには、ラップトップを繋いで、こまごまとパラメーターを調整する必要があります。USBの供給する電力で、FCだけは設定が出来るが、VTXやBidirectionalDshotの設定をするときは、飛行用バッテリーを接続している必要がある。
この際に問題になるのは、発熱だ。特に、オンボードDVRは、発熱が顕著。そのため設定中は、なるべく飛行用バッテリーを繋ぎたくない。
どうしてもバッテリーの接続が必要な場合や、FCのファームウェアフラッシュのように、しばらく通電している際にも、なるべく、無駄に加熱させたくはない。そのためにUSBで駆動する12cmファンを使用していたが、問題があった。
エアフロー
ファンガードをつけた状態で、テーブルにおいて回した場合、エアフローが悪すぎて、吸気も送気も効率が悪すぎる。また、ファンとシュラウドのクリアランスが広すぎることも効率を落とす。そこでピットスタンドを兼ねたファンシュラウドを作ることにした。
ファン効率が悪い 排気効率が悪い
U200から5inchまで対応あらゆるFPV機に対応
エアフローは、上から吸気して、下面で、効率よく排気できるようになっていて、加熱したFPV機の周りの空気を効率よく排気するようになっている。また、下面にUSBが向いている機体でもUSBを接続したまま作業ができるように、十分な高さも確保した。
65mm機 5inch機
水平調整機構
ダイヤルを調整することで、FPVの水平を保つことができるので、ピットスタンドに乗せた状態でも、ジャイロキャリブレーションすることができます。
付属のスケールとスマホを使って、水平出しができます。
付属のスケール スマホを使って水平出し iOSでは、標準appです。
スライドバー
65mm機など小さな機体でも、サイズに応じてスライドバーを調整し、水平をセットすることが可能
12cmUSBファン
アマゾンなどで、入手できます。モバイルバッテリーを繋ぐことで、どこでも使用できます。
ピットスタンドのメリット
このピットスタンドで、VTXをフライすることなく、安全に整備することができます。空気の流入方向が、上から下になるように設計してありますが。どうしても下から上に空気を流したい場合は、ファンの向きを裏返して、組み立てることによって、その様なエアフローにすることも出来ます。
下向きにUSBが出ている機体では、ジャイロキャリブレーションするのが面倒ですが、このピッチスタンドがあれば、いつでも、正確にジャイロキャリブレーションをすることができます。
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