ProjectDisonMini電源問題  

イタリアのRimzler氏の主宰する、シネフープでもGopro で撮影するプロジェクト、Projct DisonMiniのフォローコンテンツを紹介します。

和訳を下記につけました

皆さん、こんにちは。私のベースメントにようこそ。

今日は、DisonMiniの様なCinewhopで使う剥きGoproにどのように電源を供給するかについてお話します。

私はこの質問を、多くのプロジェクトを賛同し実行しようとしいる人からされ、Goproにどのような電源供給の仕方があるのかを分析し、簡単な方法から、難しい方法、また、それらの方法の信頼性を含めて説明します。自分にとって最適な方法を見つけていただければと思います。

電源供給方法

Goproに電源を供給する方法は、大きく分けて3つの方法があります。一つはフライトコントローラーから取り出す方法。もう一つはBEC(BatteryEliminatedCircuites)を使ってバッテリーからGopro 用電源を作る方法。もう一つは、Gopro のバッテリーを使う方法がありますが、それには、バッテリーを改造をする必要があります。

第一の方法
多くの人が不可能だといいますが、私は数か月、FCからの電源でGoproを使い続けています。特に何の問題もなく、よく機能しています。
そのためには、FCに余裕のあるDCDCコンバータが搭載されている必要があります。人々はいろいろなFCを使ってこの試みにTryしていますが、もちろん私は、すべてのFCをテストしたわけではありません。しかし、もし、BetaFPV85xの4S対応AIOFCを使い、LEDを取り去れば、基本的に問題はありません。そのフライトコントローラーのBECには十分な電流容量があります。また、BetaFPVより少し容量の小さいBECのFCを試しましたが、問題はありません。問題があるとすれば、電圧が下がった際にBECの出力が5Vを下回った際、Gopro が機能を停止することがありますが、Gopro のバッテリー深放電プロテクト機能の為でしょう。

FC搭載のBECを使うメリットは、最も軽く、飛行用電源ですべてをまかなえる便利さです。デメリットは、すべてのFCがパワフルなBECを備えているわけではない事です。あるコントローラーでは十分な電源が確保できず、信頼性が下がる為、FCのほかに別なBECを増設する必要があるでしょう
FCからは、RX,VTX,Camera、LEDなど多くの5V機器が電源を使っています。しかし、外付けBecを使用するということは、新たなノイズ源を搭載することでもあり、きっと、そのようなノイズを増やしたくない、低く抑えたいと思っているでしょう。

第二の方法は、外付けBEC(BatteryEliminatedCircuites)を使用することです。これらは大変小さく1g程度の重量の増加で済みます。基本的に飛行バッテリーにBECを直接つなぎます。FCのバッテリーリード線に新たな取り出し線を付け、バッテリーのフルボルテージから5Vを作り出します。Matek BECは問題なく機能します。このBECは1-2Aの電流を取り出せ、Goproの動作には十分な出力を持っています。
私の得た情報によると、これは、ノイズの問題や、出力電圧の不足問題は起きていないようです。また、とても安価なので、機体に合ったレイアウトで簡単に取り付けることができます。メリットは、安定して5Vと一定の電流が取れるため、信頼性が上がることですが、デメリットは、多少重くなることです。

第三の方法はGopro の純正バッテリーに内蔵されたレギュレーターを使う方法です。Goproは、必ず専用バッテリーが付いてきます。このバッテリーを、破壊して中のレギュレーターサーキットを取り出し、Gopro マザーボードの裏にある電源に接続します。この4本のワイヤ-の黒と赤のワイヤーが基本的に電源です。

多くの人が、単純にこのコネクターを繋げば電源を供給できると思うでしょうが、確実に、ショートします。詳しくはわかりませんが、Goproはオリジナルのバッテリーかどうかをバッテリー内のサーキットがシグナルを読んでサードパーテイ製のバッテリーを繋ぐと機能しないようにしているのでしょう。
Goproのオリジナルバッテリーのレギュレーターを使うメリットは、バッテリーを繋ぐとwifiが自動的にonになり、wifi経由で電源のon・offができることと信頼性の向上です。純正レギュレータの中にはステップアップモジュールが入っていて、3.7Vを5Vに昇圧しています。

デメリットは、goproバッテリーを破壊しなければいけないのと、オンラインで販売しているバッテリーのどのタイプのバッテリーがどのモジュールが付いているか判らないうえ、まだ、どれほどメリットがあるかわからず、十分な資料が集まっていないことです。

さて、3つの方法は以上です。次は、電源をGopro のどこに繋ぐかを話していきましょう。
Goproの下部にUSBCコネクターがあります。USBCから5Vを取ることができます。USBCケーブルを剥いて5Vを供給することも出来ます。USBCケーブルのVとGは、電源供給として使えますし、D+とD-は、データー通信用で、電源を取る為には必要ありません。しかし、レギュラーUSBに適切に配線することで、Goproをベンチテストすることも、データー通信してSDカードのデータをlaptopに移動することも出来ます。当然ですが重くなり、ワイヤーでかさばることになります。

もう一つ、Goproのリボンケーブルをカットして、クラフトナイフで削り、そこに電源供給ワイアをはんだ付けする方法があります。リボンケーブルは安価ですし、Gopro マザーボードに直接ワイヤーを繋ぐ必要もありません。が、とても脆く、グルーガンやテープなどで補強する必要があります。

リボンの極性
電源供給ワイアをはんだ付け

3番目は、Gopronoマザーボードに直接電源ワイアーを接続することです。とても精密なはんだ付けが必要ですが、最も信頼性の高い方法だと思います。その方法は、オリジナルの記事を参照してください。

もし問題が解決しなかったり、不明な点があれば、動画概要欄を見るか、Facebookのダイソンミニグループを参照ください。

常に安全で楽しい飛行を!

Project Dison Mini CineWhoop

Rimzler氏は、イタリアで、インスタグラムを中心に、85mmクラスのwhoopにフルスペックGoproを搭載する、Project Dison Mini CineWhoopを主宰されています。この記事は、Rimzler氏の快い理解と協力のもとに執筆されています。

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