依然として、マスクの品薄状態が続いていますが、エアブラシを使ってプラモデルを作る人には、定番のマスクがあります。
これは、塗装作業や制作時の粉塵をほぼ完全に遮断できる、モデラー御用達マスクです。
マスク不足は、世界的に広まっており、安定供給は、しばらくの間は全く見通しの立たない状況です。
そんな中、この定番マスク、(というか、元々海外で普段マスクをする人は大変限定されており、逆にこの3Mの防塵防毒マスクが、工場などで標準的に使われていたのでしょう)のフィルターアダプターの3Dデータが、今週になって、雨後のタケノコのようにアップされています。
古いものは、香港の民主化デモ時に、メーカーの違うフィルターカートリッジのアダプターとして、最近の物は、不織布、Tシャツなどで簡易フィルターを使うためのアダプターが多数アップロードされています。
ここで取り上げるフィルターはすべて3M 6000シリーズ用の物です。この1-2日でフィルターアダプターだけではなく、マスク全体のSTLファイルもアップロードされ始めていますが、フィルター部分が不明なものが多いのと、現在、改良中というステータスが多いため、今回取り上げるのは見送ります。
3Dデータ stlファイル
例1)2020年3月16日update
自作フィルター用アダプターです。不織布や、古いTシャツなどなんでもフィルターとして使うことができます。
例2)2020年3月16日update
フィルターキャップ型の簡易フィルター。Covid19には効きませんと言っていますが、無いよりはましです
例3)2020年3月16日update
コットンシートをフィルターに使うフィルターアダプター
例4)2020年3月1日update
フィルターキャップ型の簡易フィルターです。不織布やマスクを使って新しいフィルターを作ることができます。
例5)2020年2月12日update
呼吸しやすい面積の大きなフィルターアダプターです
このマスクは、専ら防塵マスクだと思われていることも多いですが、フィルターによって、防毒等、広い範囲に対応できるので、このようなSTLファイルが公開されているのは、大変有益だと思います。また、フィルターを頻繁に交換できるのも、清潔ですし、カートリッジ式になれば、道端にマスクを捨てられることがなくなると思いました。