- 設定は素早く
- LuaScriptのアップデート
- OpenTXのアップデート
- VTXテーブル機能が現時点では使えない(2019年11月現在)
設定は素早く
ESCとFCが双方向通信をして、回転数に応じたノイズフィルタリングを行えるBF4.1は画期的です。が、設定中に飛行用バッテリーを必要とする工程が、いくつかあります。
5インチ機であれば、各機器の離隔に少し余裕があり時間が稼げますが、2インチ機ではあっという間にVTXが過熱して、集積密度が高いので、ぼーっとしていると簡単に燃えます。煙が出るわけではないですが、熱によってVTXやESCが頓死する可能性が常にあることを意識しましょう。
例えばESC
双方向通信Dshotを実現させるためには、ESCのファームウェアを更新して最新版にする必要があります。BLheli_32はファームウェアを更新するだけで、すべての機能が手に入りますが、BLheli_sは有料のファームウェアが必要です。ESCのファームウェアを更新する際にも、外部電力が必要です。いたずらに時間をかけるとESCかVTXがフライするので注意しましょう。
例えばVTX
新しいファームウェアをフラッシュするときは、外部電源(飛行用バッテリーをつなぐ)は必要ないですが、OSD用のカスタムフォントをFCにアップロードする際は、外部電源が必要です。ESCと同様に、首尾よく作業しないと、VTXがフライするので、これも注意です。
LuaScriptのアップデート
LuaScriptも、BF4.1対応版にアップデートします。 方法は簡単で、リンク先のZipファイルを解凍し、SDカードのルートディレクトリにコピーするだけで、正しいパスに配置されます。Gitに行くとBF4.1に対応したLuaScriptがあがっています。早速ダウンロードしTXに設定します。しかし、うまく動きません。原因は、私が使っているTX側のOpenTXが古いためで、OpenTXのアップグレードが必要なようです。
OpenTXのアップグレード
念のため現在の設定をバックアップして、最新の2.3.2へファームウェアを書き換えます。2.3に対応したSDカードイメージにSDカードも併せて書き換えます。オリジナルボイスを使っている場合は、SOUNDフォルダーのバックアップと引っ越しも忘れずに。
VTXテーブル機能が現時点では使えない(2019年11月現在)
すべての機能が使える!と思いきや、BF4.1の特徴の一つであるVTXテーブルがリモートで使えません。。現時点では。。
まとめ
新しい、BidirectionalDshot機能など、実際の飛行に関する進歩は劇的だが、その他の部分が、まだ未完成な状態です。また、TXなどその他の機器のアップデートも必要だったり、何かと面倒な作業が必要です。それくらい、BF4.1は抜本的に改良されているということでしょう。2020には素晴らしいものになっているでしょう。